あのころ
自分は小学校5年の終わりに秦野からこっちへ転校して来た。
転校初日からみんなと馴染めず毎日ケンカばかり、1週間ケンカしてたな。
殴り合いになって、鼻血出してたヤツもいたな。
最後に親も呼ばれて先生にいい加減にしろって怒られたっけw
ホントは寂しかったんだよ。
転校なんてするもんじゃない。
宿題だってやらないし、上級生の足引っかけて転ばして泣かしたし、転校と同時に反抗期にもなっていたのかもな。
性格の悪さはここで養われたんだなきっと。
中学になって悪い噂は広まるもんで、あいつはケンカっ早いから気を付けろ。
なんて陰で言われていたんだと。
部活でバスケに入って夢中になったな。
気が紛れた。
と同時に音楽にも目覚めた。
かぐや姫を聴いたら秦野の情景が浮かんできて、あのころ遊んだ仲間や場所が思い浮かんだ。
何より伊勢正三がカッコよく見えたんだな。
当然“風”のファンにもなった。
ギターを弾きはじめたのもこの頃だった。
休み時間もずっと弾いてたな。
2年になると先輩たちの影響でKISSやらcheep trickなんてロックを聴き始めた。
ベイシティローラーズってヤツらもイギリスからやって来た。
バスケとギターが心穏やかにさせていってくれた。
癒してくれたんだな。
バスケは中体連まで行った記憶がある。
確か1回戦負けだったけど。
ヤりきった感があったな。
なぜかギターだけはいまだに続いてるな。
おそらく死ぬまで抱えているんだと思う。
たいしてうまくもないのにな。
極めることは難しいけど、リハビリでいいよな。w